VU管スピーカー製作

思えば長い事このコーナーを更新していません(^^;
ちょっとミニッツに比重置きすぎですね..反省

それでも地道にホームシアターを楽しんでおりました。
DVDPはプレステから単体プレーヤーに移行しました。

しかし手持ちの機材に慣れるに連れ、どこもかしこも気になるところばかり
その一つがスピーカーです

特にフロントスピーカーは思いっきりスクリーンの陰に隠れていました
これではリボンツゥイーターも出番無しですね

そんな折り楽しそうなスピーカーを拝見しました。
当HP相互リンク、たてちゅうさんのHPに掲載されているVU管スピーカーです

VU管は上下水道に使われる塩ビ管です

とにかく出来上がりを見ていただいた方が早いですね

ユニットはFOSTEX FE127E
共電社で通販購入しました。

残りのパーツは全てホームセンター調達です

上から

異径チーズ 100→65
100mmフタ(ユニットの反対側へ使用)
65mm管
65→100継ぎ手
100mm管
異径チーズ 100→75
プラ板
内部に多少の吸音シート

この他、ずんぎり、1/4ナット、端子、ステー、壁紙を使用しています


これがセットしたところです

音的にここまで壁際に追いやるのは良くないと
分かってはいるものの、スクリーンとの兼ね合いで
妥協せざるを得ません。

家が狭いって悲しい..


スマートなおかげで目一杯両端に寄せられ、
視聴位置よりスクリーンと壁の隙間からユニットが
顔をのぞかせるようになりました

精神的にもこれは良いです

サウンドスクリーンでもないのに、スピーカーが
スクリーンに隠れるのって気になっていましたからね

ユニット位置も上にセットできたため、自然な高さから
音が出るようになりました。


当初は65mm径×1000mm長のパイプを、購入してきたまま使用していました。

しかしフォステクスのユニットについてきた説明書に、ダブルバスレフという
方式が掲載してあり、ひょっとするとユニット頭部で1段、途中から太くして最終出口を
絞ることで2段のダブルバスレフが実現できるのではないかと思い、65パイプと
100パイプを鋸でえっちらおっちら切り刻み、このような形になりました。

結果、低音に迫力がでました。

アメリカンチェリーのシートを貼りつけると、かなり感じが良くなります。
貼りやすい所だけ貼っている、いい加減な物ですが(^^;


ユニットの固定:

当初ずん切りを4本使って固定するつもりでしたが
思いの外チーズの外径が大きく、ネジ穴が隠れてしまいます。

仕方なく上2本だけずん切りを使い、下はチーズに
ドリルで穴を開け、木ねじで固定しました。

チーズの厚みを利用したのです。

チーズの中、ユニットと接する部分には100mm
パイプを短く切った物を接着してあります

これでユニット部分から空気が前へ漏れる心配は
無くなりました。


ユニットと反対側には100mm用のキャップを
セメダイン スーパーXで接着ししました。

ドリルでフタに穴を開け、端子を取り付けてあります。
一応バナナプラグ対応ですが、今回は利用していません。

フタの裏面には吸音材を貼りつけました。
これは視聴後、妙な響きを感じたからです。

ステーは真ん中を木ねじで止めてあります。
この処理をしないと、ステーが上にスポッと
抜けてしまいます。


土台になるチーズには13cm角に切り出した
2mm厚のプラ板を接着しました。

このおかげでかなり自立安定感が増します。

事前にたてちゅうさんに、安定感が悪いとは聞いてました
たしかに100mmでもちょっとした弾みでこけそうでした。

中には吸音材を折り畳んで埋め込みました。
これも視聴により妙な響を抑えるためです。

ちなみにこの穴を塞ぐと低音の全くないスピーカーに
なってしまいます。

視聴結果:

スピーカーテストというと、ついついクラシックを聴いてしまいます(^^;
なるほどサイズを超えた低音は十分に感じ取れます。

しかし小音量ではこのスピーカーの持ち味は生きませんね
有る程度音量を上げると、ずいぶん生々しい音が響きます。

吸音材で対策をしていないときは妙にホーンらしき響きが感じられました。
簡単にいうとトンネルの中で音楽を聴いているような感じかな

ソースをミスチルの深海に変更して更に視聴

もともとピュアでは無く、シアター用に造ったスピーカーですが、この深海のオープニングはまるで今から
映画でも上映されるのではないかと思わせる格好のテストソースです。

まともにフルレンジを味わうのは初めてなのですが、長所短所がよく分かりました。
良いところは定位感と音のつながりです。

点音源ってこんなに凄いのですね。
へぇ〜このアコギって、この場所にいたんだぁ〜なんて妙に感心

音のつながりですが、低音から高音まで1つのスピーカーだけあって、音域に継ぎ目を感じません。
とっても自然な響きです。

そしてビックリしたのがベースの音!
なんでこんなにせり出してくるの?ってくらい迫り来るのです。
思わずボリュームを下げてしまいました。

しかしその反面、ドラムは今ひとつ響かない..うーむ、どうやら私の造ったスピーカーはベースの周波数
あたりを強調するチューニングになっているのではと推測しました。

12cmフルレンジですからねぇ..ドラムを響かせるのって難しいか..本来ベースもだけど..

まぁしかし、もとから重低音は望んでいませんでした。
シアターではスーパーウーファーが低音を受け持ってくれますからねぇ、スピード感のある中高域が有れば十分なのです。

試しにスーパーウーファーを使う設定で使用してみました。
これがまた妙にいい感じです。
造られた音といった感じは拭えませんが、見事にはまっていました。

考えてみるとBOSEなんてこんな構成で10万円を軽くオーバーするシステム売ってますからねぇ

こうなると同じユニットで5本揃えたくなりますね
それはまた次回以降へ..いつになることやら(^^;

最後に、きっかけを与えてくれたたてちゅうさんに大感謝!
ありがとうございました。


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2003.6.10